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ワイドトレッドとGPSロガー

中途半端な時間に休日出勤を切り上げ、
EKで使っていた30mmのワイドトレッドスペーサを持って山に登った。



なにかっちゅーと、トレッドとグリップの関係を今一度確認するため。
巷ではワイドトレッドにするとグリップが良くなると言う話が出回っている。



しかし、レーシングカートでは、グリップを落とす
つまりフロントがグリップしすぎてオーバーが出るとか
リアがグリップしすぎてアンダーが出るとか、
そういう時に踏ん張りを弱める時に行うセッティングは巷の噂と逆
トレッドを広げるのである。


レーシングカートはサスペンションが無い
というか、フレーム全てがサスペンションなので
セッティングというと車高とトレッド、シート位置が主なセッティングである。


高校時代からレーシングカートの事に首を突っ込んでいたから
巷の噂は後からという事になり、聴いた時からソレは違うのではないかと疑問を持ち続けていたのだ。
一般車でのワイドトレッドの利点はその分だけワイドなタイヤ、
つまり接地面の大きなタイヤによるグリップの向上によるものではないのかと。




因みに、EK4でフロントに30mmのワイドトレッドスペーサを入れていたのは
FCキャリパーを装着するのに手持ちのホイールでは25mm以上必要だったから
巷の噂に惑わされたからでは無いのである・


さらにリア用165/45R16の鉄ホイールはオフセットが少なく細いから
仕方なく自動的にナロートレッドとなっていたのである。
ただし出来るだけと手持ちから5mmのスペーサを入れていたのだが。




前置きが長くなったが、
まず現状
165/40R17 オフセットは・・・?
軽自動車用の細い17インチをCR-Xに履いている。
フロントだと30mmのスペーサを入れてもまだ20mmくらいはフェンダーまで距離がある状態



まずはこの状態で山を攻めてみた。
うん、もう半年以上この状態だからこんなものかという所



次にフロントに30mmのワイドトレッドスペーサを装着



走り出して一瞬感覚的にコーナーリングが良くなった気がしたが
実質的にグリップは落ちていることを確認
踏ん張らないのだが、若干巻き込みが強くなっている?
と思ったが、実際のところフロントが逃げてそのままリアも引っ張られて
そのままアクセル踏むから流れながらも巻き込んでいる状態


感覚的には良くなってる気がするのだが、グリップだけで言うと落ちている。
おそらく接地点が外側に動く事で瞬間ロールセンターが変化している事と
アームが伸びる事で力点が変わる事で実質的なバネレートが変化した事が理由だろうな。



因みに、カートのセッティングでもいえる事だが
ワイドトレッドによってグリップが下がる理由は、重心から接地点への方向が外側へ向く
つまり横Gによって重心がタイヤを下に押し付けるベクトルが横方向に逃げるのでグリップが下がるのであって
コレはカートだからとか車だとか関係ないのである。




フロントのグリップが落ちた事を確認して
さて、次はリアにスペーサを・・・



と思ったのだが、暗くなりスペーサを外したところで断念
山に外灯が着いているところは殆ど無いのである・・・



帰りは前後ナロー状態を再確認と言う事に
やはりフロントはしっかり踏ん張っている。
踏ん張ると言うより突っ張る感じでがっちり路面を踏みしめている感じ
やはりナロートレッドの方がグリップが上がるのである。




で、こんなものを入手↓

GPSの航跡情報からライン取り、速度、区間タイム、前後左右の加速度、コーナーR、馬力(重量の入力が必要)が算出されるフリーソフト
GPSロガーは、秒間5点のロギングが出来る奴を入手
ジムカーナとかサーキットでのライン取りを確認できるかなとか。



コレはドリフトボックスの事を調べている時に発見した。
ドリフトボックスからドリフト状態の検出を省いた
パフォーマンスボックスというものが有るのだがソレと同じようなものと言える。



ちなみに、コレまでツーリングで航跡をとっていたLocationPLUS A1はどうやらぶっ壊れた。
第3回Fドリ統一戦への鈴鹿行きの記録をとっていたつもりだったのだが、
まともな反応を返さなくなってしまっていた。



で、今回入手した奴は詳細なライン取り用に記録間隔がかなり狭いのでツーリングの記録では記録距離的に全く足りないので
ツーリング用は来春までに新しい奴を入手しようとおもふ
GPSロガーはいまやそんなに高いものではなくなっているし。